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会社案内
代表挨拶
椿坂 泰志
Yasuyuki Tsubakizaka
代表取締役
私は福井県勝山市出身です。高校卒業までは福井県内で過ごし、大学進学を機に千葉へ、社会人になってからは東京で生活するようになりました。極端な都会である東京と極端な田舎である福井を往来することで、私なりに地元・福井に関わりたいという想いが形成されていきました。
福井の企業のマーケティングへ貢献
あくまで私の感覚ですが、大変もったいないことに福井県の企業の多くはマーケティングを実施していません。代々受け継がれてきた顧客を中心に取引したり、プライベートな関係の延長で受発注し合ったり、自治体の案件に入札したりと、顧客獲得に関する活動はかなり限定的な印象です。
もちろん、このような商習慣を否定するつもりはありません。個々の付き合いが受発注に繋がることは、都会であろうが地方であろうが関係なく存在します。
しかし、地上戦とも呼べるこのような顧客獲得方法に依存することにはリスクが伴います。特に、地方の人口減少は無視することのできない由々しき問題です。人口減少による後継者不足から事業継承ができずに、事業を畳む企業も少なくありません。つまり、これまでのやり方だけではいつか顧客が獲得できなくなるおそれもあるということです。
私たちキオミルは福井県の企業様に対して、これまでのやり方に加えてホームページを通して見込顧客にアプローチするなど、新たな顧客を獲得する活動をご提案し、ご支援したいと考えています。
東京と福井の調和
キオミル株式会社の本社は東京都にあります。私の生活拠点は東京ですが、やはり時折息苦しさを感じて、福井が恋しくなります。これは私に限った話ではなく、東京に暮らす人のなかには都会の喧騒から離れて「移住したい」と考えている人も多いと聞きます。
東京は仕事やビジネスの場としては素晴らしい地域です。しかし、これは私の個人的な主観に過ぎませんが、生活する、子育てする場としては最適ではないように感じています。東京には東京の良さ、福井には福井の良さがありますが、二項対立のような構造になりがちです。
しかし、東京と福井は対立すべきなのでしょうか?
間もなく北陸新幹線が福井まで開通し、移動のハードルは下がり、移動にかかる時間も短くなります。また、昨今の情勢で奇しくもオンライン会議ツールが発展し、福井にいながら東京の仕事をしたり、東京にいながら福井の仕事をしたりすることも容易になりました。
このような状況下で、私は東京と福井の生活を調和させる方法を模索したいと考えるようになりました。
福井を拠点とした「キオミルフクイ」を通して、地元・福井をさらに盛り上げ、少しでも恩返しができれば幸いです。